挨拶する程永華・中国大使
日本国際貿易促進協会の笠井爚雄理事長も記念式典に出席し、「深センには親しみを感じる。深センと聞いてまず思い浮かぶのが経済面での迅速な成長。深センは戦後の日中交流の重要な窓口でもあった。日中直行便が正式に開通する前までは、日中両国間の人的往来といえば深センと香港を経由しなければならなかった。深センのさらなる発展を願うと共に、両国交流を引き続き促進してくれることを願う」と挨拶した。
在日中国企業協会の彭卜鋼会長は、在日中国系企業を代表し、深セン-東京間直行便の開通と深セン市駐日経済貿易代表事務所設立10周年に対し祝賀の意を述べ、「深センは改革開放の先駆者として、過去30余年において大きな成果を挙げ、日本企業も深センの発展に貢献をして発展のチャンスをつかんできた。深センと日本が航空路線開設を機に交流がさらに拡大されることを願う」と挨拶した。
中国国際航空日本支社の羅勇社長は、同社は1974年に日本航空と共に中日航空路線を開通させ、同社と深セン航空の中日航空路線における運行都市は、中国10都市、日本11都市の21都市に達しており、毎週350便以上が往復、座席数は7万席に達していると紹介した。羅社長は、「深セン-東京間の直行便開通は両国国民の交流にさらに利便なサービスを提供することになる」と述べた。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年9月27日