台湾のネットユーザーの間では最近、「若くて美しい女性のほうが初任給が高いのか」が大きな話題になっている。台湾の求人サイト「人力銀行」は、「就活において、完璧な外見が必要であるわけではないが、外見が良いと確かに加点材料になる。相応の立ち振る舞いをしていれば、昇進などの機会も増加する」としている。中国台湾網が報じた。
台湾聯合新聞網の報道によると、あるネットユーザーが最近、ネット掲示板・PTTの芸能版に「若くて美しい女性のほうが初任給が高いのか?」とのスレッドを立ち上げ、「遊園地で働いていたけど、外見が普通の女の子は月給2万5千台湾ドル(約9万8千円)から上がることは全 くなかった。でも、わりとかわいくて、私立の大学を卒業した女の子は、半年で2回も昇進した」と書き込んだ。
外見と、給料、ポストなどはどれほどの関係があるのだろう?人力銀行の調査では、回答した企業の87.22%が、「就活において、外見は加点材料になる」と率直に答え、うち、民生サービスや教育、建築・不動産などの業界の「加点材料になる」という回答が最も多かった。
しかし、他の条件が同じ場合の初任給になると、「外見が美しい女性の初任給を高くしたことがある」との回答は12.21%にとどまり、平均で5.89%高くなっただけだった。
給料以外の待遇について、企業の71.31%が外見が美しいからといって「特別な待遇はない」と答えた。一方、17.9%が、「チャンスを多く与 える」、10.8%が、「昇進の機会が多い」と答えた。
調査によると、就活の際、外見は確かに重要で、履歴書に、生き生きとし、優しく、自信に満ちた写真を貼っておくと、面接してもらえる可能性が高まる。 (編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月11日