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方軍氏「戦争体験者との対話、勝利の時代の追憶」 (4)

抗日戦争勝利70周年インタビューシリーズ第5期

人民網日本語版 2015年08月06日09:48

中国侵略日本軍の元兵士・塩谷保芳は抗日戦争記念館に日本軍59師団の軍服や軍刀を寄付し、謝罪と懺悔を示した。

▽抗日戦争の口述史の収集と整理に尽力

 1991年から方氏が取材してきた抗日戦争体験者には、八路軍や新四軍、国軍の元抗日将兵、東北抗日連合軍の元兵士、中国侵略日本軍のうち謝罪と懺悔を訴える元兵士、米国の中国支援部隊「フライング・タイガース」の元パイロット、中国遠征軍の元士官・兵士、日本軍に「慰安婦」として性奴隷になることを強要された人々、中国侵略日本軍によって日本に強制連行され奴隷にされた労働者ら500人余りが含まれる。

 方氏はこれまで、抗日戦争の口述記録の収集と整理に取り組み、大量の一次資料を入手してきた。国内ではこの分野の取り組みの開拓者であり、第一人者でもある。「抗日戦争勝利から70年が過ぎた。抗日戦争が偉大な巨著だとすれば、私たちは今、最後の1ページをめくっていることになる」。方氏は、これらの戦争体験者により多くの人が注目し、彼らの口述記録がいつか、かけがえのない歴史資料となることを望んでいる。これらの人々がこの世を去れば、抗日戦争という巨大な書物はその終わりを迎えることとなる。(編集MA)

 「人民網日本語版」2015年8月6日


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