京唐都市間鉄道(北京-河北省唐山市)と京浜都市間鉄道(北京‐天津浜海新区)の建設に向けて新たな動きを見せている。鉄道第三勘察設計院集団がこのほど、公式サイトで、同2鉄道の第一回環境アセスメント公告を掲載した。その内容はそれほど豊富でないものの、同2鉄道はいずれも河北省廊坊市と天津宝坻区を経由し、北京-宝坻区間の約80キロは共用することになりそうだ。北京青年報が報じた。
公告によると、協同発展を目指す北京、天津、河北省の3地域を結ぶ京唐都市間鉄道は、北京市を起点に、河北省廊坊市、天津市を経由して、河北省唐山市に到達する計画。一方、京浜都市間鉄道は、北京と天津浜海新区を結ぶ2つ目の都市間鉄道になる。その他、京唐都市間鉄道の路線として工事が進められる北京-宝坻区間は、両鉄道が共用することになる。両鉄道は年内にも着工する見込み。