2015年6月3日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>中日フォーカス

大学入試の外国語科目を日本語で受けていたら、何が違ったのか? (2)

人民網日本語版 2015年06月02日08:52

また、同氏は、「中学・高校の段階で日本語を学ぶことは非常に面白いが、往々にして非常に大きな学習上のストレスを伴うことになる」と語った。いずれの学校でも大学への推薦入試の枠が限られているほか、この推薦資格は通常の試験結果も加味されるため、毎回の試験で手を抜くことができないからだ。また、少数言語で受験した高校生は後により多くの選択肢を持つことができる。当然、中国国内の大学入試に参加することもできる。ただし、外国語以外の他の試験科目はすべて一般の受験生と同じだが、一部の大学ではこういった英語以外の言語を選択した受験生の受け入れに制限を設けているところもある。このほかに、日本の現地の大学を受験して、日本で留学するという選択肢もある。また、国内の大学に直接、推薦入試で入学する人もいる。

同氏によると、大学で日本語を専攻した場合、他のゼロから日本語を始める学生とは日本語能力にかなりの差があり、日本語を学ぶ上で不便を感じることがあるという。現在、国内では北京外国語大学や北京第二外国語学院といった名門語学大学だけがこういった学生をターゲットにした同時通訳科を開設している。

では、中国国内の中学・高校の日本語教育や教材の使用状況はどうなっているのだろうか?これについて、人民教育出版社に電話でインタビューを行った。


【1】【2】【3】

関連記事

コメント

最新コメント