今月13日、中国・陝西省の20代大学生が提供した170ccの造血幹細胞は、韓国の10代の男の子の白血病治療のため、ソウルに送られた。
中国人の男性は2014年に造血幹細胞のドナー登録を行い、今年1月に適合者が現れた。男性は貧しい家庭に育ち、家計の負担を減らすためにバイトし勉学に励む一方で、時間を見つけては老人ホームなどに訪問するなど思いやりがある人物だという。
造血細胞の提供に関して男性は、「命をリレーできただけでなく、国境を越えて思いを伝えられた」と語っている。
レコードチャイナ 2015年5月20日