日本の女性の間で、「女子会」という言葉が流行っている。その名の示す通り、女子会とは女性だけしか参加できない会だ。言葉の響きがいい「女子会」だが、同様に格式も求められる。集まる会場は、スタイリッシュで、雰囲気の良い場所が求められ、食事は低カロリーで、盛り付けが美しくなければならない。女子会での話題は、仕事や恋愛、趣味など非常に女性的なものだ。実は、山東省の済南でもこのような女子会は存在する。しかし、済南の女性たちが好む話題はもっと家庭的で、前向きなものだ。
■女子会はなぜ歓迎される?
日本では、女子会は単に女性の新しい生活スタイルというだけでなく、一種の社会現象にもなっており、広く注目を集めている。
女子会はなぜ好まれるのか?これについて、関係者が分析を行っている。その理由は、(1)名前の響きが良い(2)話題が好まれている。女子会で上る話題は、仕事や恋愛、趣味など、非常に身近で気軽なもの。このような話題であれば、女性は永遠に話し続けることができる(3)スタイルが好まれている。女子会の会場選びには、暗黙の厳しいルールがある。一言でいうと、格調高くなければならない。店内のインテリアもスタイリッシュさが求められる。ベストなのは、静かでプライバシーが確保される場所。おしゃべりを楽しむことが主体なので、飲み物は定額のフリードリンク制がベストだ。女性は太ることを恐れているので、食事は低カロリーでヘルシーなものが良い。料理は、量は少な目でも良いが、味は絶対に美味しくなければならず、盛り付けも美しくなければならない。
あるサイトで日本の女子会に対する専門の調査を行ったことがある。そのデータには、女子会の人気ぶりや女性の好みが反映されているかもしれない。調査によると、日本の女性の90%以上が女子会に参加したことがあるという。
日本の女子会の状況を見ると、女子会に参加しようと考えたことがある中国の女性は決して少数派ではないことがわかる。済南には、女子会という言葉は存在しないが、似たような集まりは存在する。