向陽紅18号
中国国家海洋局は7日、国家海洋調査船隊に4隻の調査船が追加されたと発表した。船隊の規模は、38隻に拡大された。中国新聞社が伝えた。
新たに追加された調査船のうち、「向陽紅28号」は国家海洋局東海分局、「南鋒号」は中国水産科学研究院南海水産研究所、「中国考古01号」は国家文物局に所属する近海調査船で、「科学号」は中国科学院海洋研究所に所属する遠洋調査船だ。
このほか、新たに建造された調査船「向陽紅18号」の進水式が6日、湖北省武漢市で開かれた。同船は1500トン級海洋総合測量船で、全長は86.4メートル、型深さは6.4メートル、型幅は12.5メートル、設計上の排水量は1900トン、巡航速度は12ノット、航続距離は8000カイリで、公海の航行が可能だ。同船には実験室および甲板上の調査・作業設備があり、物理海洋、大気科学、海と大気の相互作用、地質・地球物理、海洋生態・環境保護、リモートセンシング・遠隔測定、沿岸帯、海洋工学などの科学調査に適している。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年5月8日