中国科学院が発表した情報によると、中国人研究者が率いる研究チームは、世界最古の真鳥類の化石「弥曼始今鳥」を発見した。この化石は今から1億3000万年前のもので、これまで最古とされていた真鳥類の化石よりも500万年古い。関連記事は5月5日付の「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。科技日報が伝えた。
研究者は山東天宇自然博物館所蔵の2点の鳥の化石の形態学的な研究を行い、新たな標本が「ホンシャノルニス類」であると判断した。ホンシャノルニス類は白亜紀前期の進歩した真鳥類で、湖周辺に生息していた。弥曼始今鳥の羽毛は保存状態が良く、石打ち、次列風切羽、扇状の尾羽、低速飛行中に重要な制御効果を発揮する小翼羽が含まれる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年5月8日