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中国大陸部、レストランでの平均消費額最多は三亜市

人民網日本語版 2015年04月10日10:48

中国の検索エンジン「好搜(前360搜索)」がこのほど、中国全土の各レストランの検索回数や平均消費額をまとめた研究報告を発表した。同研究では、中国各地域の飲食店における一人当たりの平均消費額や利用者の特徴なども分析している。同報告によると、最も人気となっているのは、一人当たりの消費額が100元(約1900円)以下の中級、低級レストラン。中国大陸部で、一人当たりの平均消費額が最も高かったのは海南省三亜市のレストランだった。 銭江晩報が報じた。

好搜の統計によると、最も人気となっているのは、中級、低級レストラン。検索されているレストランのうち、一人当たりの消費額が100元以下の中級、低級レストランが全体の82.2%を占めた。また、検索数も全体の84.1%を占めた。一方、一人当たりの平均消費額が400元(約7600円)以上の高級レストランは検索されているレストランのわずか0.9%を占めるにとどまり、検索数も全体の0.8%にとどまった。インターネットの主なユーザーである19-34歳の消費者は、レストランを検索している主なグループでもある。うち、学生と会社員が最も多かった。

飲食市場全体の状況を見ると、中級、高級レストランが庶民派に舵を切っているほか、共同購入やオンライン決済向けの割引などを実施しており、それらが消費者の一人当たりの平均消費額が急増している主な原因となっている。つまり、飲食店のキャンペーンが多くなるほど、消費者の消費額も上がるという現象が起きているのだ。

同報告は、レストランにおける一人当たりの地域別平均消費額ランキングも紹介している。同ランキング1位は134.4元(約2550円)だった香港。2位に128.9元(約2450円)の三亜市が付けた。最下位は、三亜市のわずか3分の1に当たる40.9元(約777円)だった広東省茂名市だった。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年4月10日

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