浙江省寧波市のレストランは24日、ロボット接客サービスを開始した。この斬新なアイデアは、多くの市民を引きつけた。中国新聞網が伝えた。
このロボットは料理を出し、食器を下げ、メニューを紹介するといった機能を持ち、40の基本的なフレーズを話すことができ、店員の仕事を補助することができる。
レストランの経営者は、レストランの床にテーブルを囲んで貼られた黒いテープを指さし、「これは光学式検知テープで、ロボットはこのテープに沿うようにして動く。この技術を利用することで、店員は注文のあった料理をロボットのお盆に乗せ、指示を出すことができる。ロボットはテーブルの番号に基づき、料理を正確に各テーブルに届ける。指定のテーブルに到着すると、ロボットは顧客が料理を取り終えるまでそこで停止する」と説明した。
驚いたことに、記者が移動中のロボットの行く手を遮ると、このロボットは停止して「配膳中です、道をあけてください」と話した。
このロボットの価格は6万元(1元は約19.2円)で、使用寿命は5年。年間1万2000元の計算になる。充電は4時間かかり、8時間稼働する。ロボットは疲れることなく、充電さえすれば元気いっぱい仕事に没頭することができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月28日