陝西省涇陽県の道路建設現場からこのほど、西周の約300基の秩序正しく並んだ墓が偶然発見された。さらなる調査により、全体で600−700基の西周の墓があると見られることが明らかになった。これにより、「最大の共同墓地」の神秘のベールが剥がれた。新華網が伝えた。
これまでに、陝西省扶風県北呂や西安市少陵原などから、約400基の西周の大型墓地が発見されている。今回発見された涇陽県太平堡墓地は、まだ半分の面積の発掘作業が終わっていない。専門家は、この墓地の規模が計600−700基に達すると推測している。この大型で秩序正しい西周の共同墓地は、全国的に見ても最大規模だ。
専門家は墓地全体の墓主の身分について、現地で中心的だった部族の他に、現地で生活し開拓していた軍隊やその家族の可能性があると分析している。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年3月25日