同研究院の調査によると、外国人の満足度が最も高い韓国料理はビビンバで、以下、プルコギ、サムギョプサル、フライドチキン、スペアリブと続いた。一方、満足度が最も低い料理は焼き魚で、以下、冷麺、クッパ、サムパブ、みそチゲ、キムチチャーハンと続いた。
韓国人は韓国料理に大きな自信を抱き、世界各国でのPRにも力を入れている。韓国KBSテレビも17日、韓国政府が巨額の資金を投じて、韓国料理を世界で浸透させるための努力を払っていることを描くドキュメンタリーを放送した。
最近では、米国メディアが選んだ、世界で最も美味しい50種類の食べ物に、中国の北京ダックが5位、日本の寿司が4位に選ばれた。多くの外国人が日本の食べ物を通じて日本の文化を体験しているのだ。このように、食文化のソフトパワーの大きさを認識している韓国政府は、2009年から、韓国料理を世界で浸透させるために、巨額の資金を投じており、今年も110億ウォン(約12億1千万円)を予算に挙げている。ただ、同プロジェクトは開始から6年経ったにもかかわらず、思うような成果は上がっていない。例えば、宣伝に力を入れているニューヨークを見ると、韓国料理店やその利用者が5年前より増加しているものの、韓国政府が宣伝に力を入れているトッポッキとビビンバは、米国人の好む料理にはなっていない。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年3月17日