国際バスケットボール連盟(FIBA)は、7日、19年のバスケットボール・ワールドカップ開催地に立候補している中国8都市の視察を終えた。中国の開催地準備に対するFIBAの評価は非常に高かったが、その他の競合国も同様に強い競争力を有している。京華時報が伝えた。
2月28日から3月6日、FIBAのシップラー氏率いる視察チームは、男子バスケットボール・ワールドカップ開催地として立候補している北京、南京などの8都市を視察した。7日に行われた記者会見では、中国バスケットボール協会副会長の李金生氏が、「FIBAは中国の招致活動に対して非常に満足している」と語り、招致の成功への自信をのぞかせた。
FIBAのパトリック・バウマン事務総長は、各都市の準備状況と大会開催能力に対して非常に満足していることを示し、「中国8都市の会場の条件を見ると、中国はワールドカップを8回開催しても問題ないようだ」と冗談半分に語った。バウマン氏は、現在、ワールドカップ開催地に立候補しているそれぞれの国はいずれもハードウェア面の条件で基準に達するために尽力していることを示し、「そのため、これは開催地を決める決定的要素ではない。我々は、今回のワールドカップではさらなる上を目指し、2019年サッカーのワールドカップと同様に良くすることを希望している」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年3月10日