学年最後の長期休暇が終わり、小・中学生はわずか19週間しかない「最短学期」を迎えた。受験に向けて高校3年生が大きなプレッシャーを感じる一方、他学年の生徒たちはすでに130日後の夏休みを待ち望んでいるようだ。新華網が伝えた。
■最終学年 冬休みはあってないようなもの 大学入試のプレッシャーが大きい
「高校3年生にとって冬休みは浮雲のようで、あってないようなもの。春節の連休中に、ほかの人がお年玉争奪ゲームをする中、私は必至で受験勉強をしていた」と小琳さんは語る。大学受験まであと90日となり、小琳さんは巨大なプレッシャーを感じているようだ。
■他学年の生徒たち 夏休みのカウントダウンが始まる
高校3年生と比べると、他学年の生徒たちは、「冬休みモード」から「新学期モード」への気持ちの切り替えがはっきりしている。毎回新学期が近づくたびに、宿題を見せ合ったり、家族に宿題をせかされたりする生徒たちの姿が多く見られるが、微信(WeChat)が普及した後は、教師を除いて生徒たちだけの微信グループを開設する中学・高校生も少なくない。冬休みが終わりに近づく頃、互いに冬休みの宿題を写真に撮り合って、微信のグループコミュニティに投稿し、友人たちと情報を交換し合う。
中学1年生の男子生徒・威威さんは、1日、微信に「新学期が始まった。夏休みはまだ先かな?」と投稿した。威威さんの計算によると、週末と清明節(今年は4月5日)、メーデー(労働節、5月1日)、端午節(今年は6月20日)を除くと、夏休みまでに実際に通学する日数はわずか90日だという。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年3月4日