火星に移住する希望者を世界規模で募った「マーズワン計画」が、このほど男女50人ずつ計100人の候補者リストを公表した。この中から最終的に24人が選ばれ、火星への片道切符の旅に出発し、地球には2度と戻らない予定だ。「現代快報」が伝えた。
候補者を地域別にみると、米大陸が39人、欧州が31人、アジアが16人、アフリカが7人、オセアニアが7人となっている。科学者や学術関係者、天文学愛好家、限界に挑戦する勇敢な冒険家などが含まれる。
中国人は4人で、中国出身が2人、米国出身と英国出身がそれぞれ1人ずつだ。中国河北省出身の「80後」(1980年代以降に生まれた若い世代)で今回リスト入りした李大鵬さんは、「選ばれて感激しているが、最後まで家族が反対するなら辞退する道を選ぶ」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年2月23日