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全国201都市で大気汚染基準を超える うち40都市は重度汚染

人民網日本語版 2015年02月20日13:30

中央気象台が発表した花火・爆竹使用気象指数から、西部と北西部の一部地域を除き、全国の大部分の地域が花火・爆竹の使用に適していないことがわかった。中でも京津冀(北京・天津・河北省)地域、東北地域、長江流域は特に使用に適していない。新京報が伝えた。

花火・爆竹の使用は中国の春節(旧正月、今年は2月19日)の伝統的な風物詩だが、大気汚染を悪化させる。中国環境モニタリングステーションの情報によると、花火・爆竹の集中的使用の影響で、18日夜間から19日日中にかけて全国201都市で大気汚染が基準を超え、うち40余りの都市は重度汚染となった。

中国環境モニタリングステーションの職員によると、京津冀地域のPM2.5濃度がピークに達した18日午後9時と19日午前2時は、まさに花火・爆竹の使用が集中する時間帯であり、大気汚染が花火・爆竹の影響を受けたものであることは明らかだ。花火・爆竹の使用が終った午前3時以降にPM2.5濃度が急速に下がったことからも、PM2.5濃度の上昇が花火・爆竹の集中的使用によるものであることが裏付けられた。

汚染の比較的深刻な都市は他に東北、華北、四川、甘粛に多い。(編集NA)

「人民網日本語版」2015年2月20日

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