大部分の女性はすっぴんで外出することは少ない。だが、多くの時間をかけて化粧をしたり、高価な化粧品を買ったりするのは実は時間の無駄だ。英ヨーク大学と米ゲティスバーグ大学の心理学者は、化粧は女性の魅力向上に非常に小さな作用しか果たさず、自然な外見こそが魅力を増すことを発見した。生命時報が伝えた。
研究者は18~21歳の女子大学生44人の化粧をした時と化粧をしていない時の写真を撮影。その後、別の男女の学生62人に無作為に写真を見せ、1~7ポイントで魅力を評価するよう求めた。化粧前後の写真を同時に見ることはできないため、同一の女性について化粧前後の比較はできない。実験の結果、化粧では女性の魅力の変化の2%しか説明できず、女性自身の容貌の特徴と個性がより重要で、魅力の変化の69%を説明できることがわかった。つまり、女性の外見を評価する際には、顔の特徴の変化とそのものの魅力が化粧の作用を圧倒するということだ。
研究成果は、良かれ悪しかれ、人の魅力は自然な外見によってより多く決まるものであり、化粧の影響力は非常に小さいことを物語っている。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年2月20日