Social Textilesと呼ばれる新しいプロジェクトが、ファッションをウェアラブルなSNSツールに変えようとしている。友人が近くにいる場合、このデバイスはユーザーに注意を促すことができる。同じ興味を持つ別のユーザーが近くに来た場合、デバイスは光を出し彼らの注意を引きつけることができる。
これはマサチューセッツ工科大学のチームによる、最新の研究成果だ。Social TextilesはTシャツで、正面には温度変化で色が変わるインクを使ったデザインがプリントされている。その下には、薄い電気回路が内蔵されている。ブルートゥースでスマートフォンとつなぐことで、このTシャツは部屋の中に同じ趣味を持つ人の有無を調べることができる。12フィート(約3.66メートル)内にこのような人がいた場合、Tシャツは襟から音声信号を出す。
Social Textilesには、他にも機能がある。同じ趣味を持つ人と体が触れた場合(肩を叩く、握手するなど)、Tシャツに内蔵されている静電容量式センサが知らせてくれる。それからTシャツは発光し、Tシャツ正面のマークによって新しい友人との間にどのような共通点があるかを示してくれる。
多くの人にとって、ファッションは一つの交流方法だ。Social Textilesはこの理念を新たな水準まで高め、サークル内の照明や音声により興味を持てそうな人を探してくれる。開発チームは、この発明を新入生の交流会、会社の食事会、業界会議など、組織的な活動に使用可能としている。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年2月17日