中国中央テレビ(CCTV) の未年「春晩(春節を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当)」制作チームはこのほど、「2015年春晩には、『羊』をモチーフとしたマスコット・キャラクターが登場する。名前は、『羊』と発音が同じことから、『陽陽』と名付けた」と発表した。春晩の放送が33年前に始まって以来、同番組のマスコット・キャラクターが誕生するのは初めてとなる。「陽陽」は特別ゲストとして春晩に登場、生放送の最初から最後まで会場の観客と交流し、全国のお茶の間視聴者ともに、乙未(きのとひつじ)の新年を迎える。
春晩制作チームは、「春晩マスコットの誕生によって、伝統文化における『干支』の要素を広く伝え、文化的ブランド・春晩のシンボル的認識を強めたい」としている。マスコット案の募集活動を通じ、14種類のキャラクター候補が集まったが、北京五輪の大会マスコット「福娃」制作者のひとり・清華大学美術学院の呉冠英教授がデザインした作品が卓越しており、最終的に決定した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年1月29日