ある男性は26日下午、浙江省の温麗高速(温州-麗水)を走行中に、友人が以前監視カメラに向かってピースサインをしていたことを思い出し、自分も右斜め前上方にある監視カメラのほうを向いて、ピースサインをした。このような行為をしても、誰も見ていないと思っていた同男性だったものの、「自動車の運転手は、道路交通安全法律、法規の規定を順守し、安全な走行をしなければならない」と規定する「中華人民共和国道路交通安全法」第二十二条に違反したとして、交通警察に捕まってしまったという。中国広播網が報じた。
同男性がピースサインをしている際、両目は上を向いているため、前方は見ておらず、さらに左手もハンドルを握っていないため、前方で事故などが発生していても、発見が遅れてしまう。特に、高速道路上では、高速で走行しているため、危険が高まる。
高速交通警察からおとがめを受けた同男性は、猛省し、自ら「今後このようなことはしない」と一筆書いたという。同男性は、「危険な運転をした」という理由で、罰金200元(約3800円)が科せられた。
交通警察によると、運転中に携帯電話をいじったり、メールを送信したり、喫煙をしたり、携帯電話を拾ったりしても、「危険運転」と見なされ、200元の罰金が科せられるという。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年1月28日