多くの人々が群れを成して暮らすこの世界の中で、当然1人でも食事をしたり、旅行に行ったり、さまざまなところを散歩したり、立ち止まったりして、内心の世界の素晴らしさや楽しさを堪能することはできる。たとえ孤独な雰囲気が漂っていようとも。日本では、このような孤独な人たちのことがより理解されているからか、1人で楽しく過ごせる場所がたくさん用意されている。そこでは、しばし外の世界から離れ、美しい時間を自分1人だけで堪能することができる。新華網が伝えた。
■おひとりさまで楽しむカラオケ 「ひとカラ」
1990年代の初頭、日本のカラオケに関するニュースの中に、すでにひとカラについての概念が触れられている。2002年頃、日本のカラオカの料金システムに変化が生まれた。それまで、利用人数を掛けて計算された料金が次第に1室ごとの料金計算に変わっていったのだ。これ以降、1人でカラオカに行く人が増え続けた。
現在、1人カラオケ専門店は日本の各都市にある。これらの店は、ひとカラを楽しみたい人の専門店で、主な客層は学生や家庭の主婦、高齢者など。
調査によると、ひとりカラオケに行く人の主な要因として、(1)新曲の練習(2)ストレス解消(3)好きな曲を何度も練習することができ、他の人に配慮しなくてすむ(4)同じ時間内に、1人で多くの歌をうたうことがでる(5)コストパフォーマンスが高い、などがあがっている。