外交部(外務省)の華春瑩報道官は26日の定例記者会見で「南中国海情勢は全体として安定しており、南中国海の航行と上空飛行の自由にはこれまでいかなる問題も存在したことがないし、今後もいかなる問題もないと信じている」と表明した。
――オバマ米大統領とモディ・インド首相が共同声明で南中国海係争への懸念も表明し、航行の自由を保障するよう呼びかけたことについて、コメントは。
中国は一貫して地域の平和と安定の揺るぎない維持者、促進者、建設者だ。われわれは一貫して、南中国海の係争は直接の当事国間の対話と協議によって平和的方法で解決することを主張している。現在、南中国海情勢は全体として安定しており、南中国海の航行と上空飛行の自由にはこれまでいかなる問題も存在したことがないし、今後もいかなる問題もないと信じている。域外国が南中国海の平和と安定の維持に向けた域内国の努力を尊重することを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月27日