国家国防科技工業局は19日午前、2014年度国防科技工業10大ニュース、10大革新人物(チーム)を発表した。人民網が伝えた。
10大ニュースは、時系列順で次の通り。
・新型ミサイル駆逐艦の1番艦「昆明艦」が交付。
・中国公共安全分野で初の高機動力係留気球観測システムが登場。
・軍民融合展覧会・フォーラムが開催、社会の大反響を呼ぶ。
・中国が世界先進水準の陽子サイクロトロンを製造。
・地球観測衛星「高分2号」が打ち上げに成功、中国のサブメートル級高解像度衛星が撮影した画像が公開。
・北斗システム地上強化ネットワークの建設が全面的にスタート。
・月探査プロジェクト第3期の再突入・帰還飛行実験が成功。
・中国が1万ワット級対空防衛レーザーシステム「低空衛士」の開発に成功。
・国防科技工業の成果が第10回珠海エアショーに登場。
・中国・ブラジル地球資源衛星(CBERS)の「04星」の打ち上げ成功、長征シリーズのロケットの200回目の打ち上げ成功。
第1回「国防科技工業10大革新人物(チーム)」も同日発表された。月探査プロジェクト第3期の再突入・帰還飛行実験任務チーム、次世代原子炉技術「華竜1号」研究開発・設計チーム、高分2号衛星プロジェクトチーム、3000メートル級深海対応掘削船「海洋石油981」開発チーム、Y-20大型輸送機チーフエンジニアの唐長紅氏、中国兵器首席専門家の李春明氏、情報システム技術の若き専門家の符興斌氏、サイクロトロン開発の学術リーダーの鄧建軍氏、電子情報システム工学チーフデザイナーの藍羽石氏、長安汽車科学技術リーダーの劉波氏ら、4チームと6人が入選した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月20日