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月探査プロジェクト、再突入・帰還飛行実験に成功

人民網日本語版 2014年12月03日10:49

国家国防科技工業局で12月2日に開かれた記者会見で、再突入・帰還飛行実験機システム副総設計者の張伍氏は、「再突入・帰還飛行実験任務で得られたデータの初歩的な分析により、科学研究部門はすべての飛行データを取得した。その内容は全面的かつ有効だ。全体的に見て、実験任務はすべての飛行目標を達成しており、高速半弾道式跳躍の再突入・帰還技術を全面的に把握した」と述べた。人民日報海外版が伝えた。

月探査プロジェクト第3期の再突入・帰還飛行実験機は10月24日に、西昌衛星発射センターから打ち上げられ、順調に月への遷移軌道に入った。そのうち帰還モジュールは11月1日に安全かつ正確に予定の着陸地点に着陸し、実験に成功した。情報によると、飛行実験の過程において、主に次の3つのデータが得られた。(1)安全データ記録装置(ブラックボックス)に保存されたデータ(2)帰還モジュール耐熱層測量データ(3)地上測量・制御ステーションの帰還モジュールに対する直接的な測量と受信によって得られたデータ。

サービスモジュールは地球と月のラグランジュ2(L2)に到達した。中国は今後、サービスモジュールに搭載された二重解像度カメラを使い、月探査機・嫦娥5号のサンプル収集エリアの観測を実施し、動力降下エリアの地形的特徴を出来る限り把握し、同時に月周回軌道でのランデブードッキングの遠隔誘導実験を実施する。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年12月3日

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