2022年のサッカーワールドカップ(W杯)が開催されるカタールが、450億ドル(約5兆2650億円)を投じて砂漠に新都市「ルサール・シティ(Lusail City)」 を開発し、W杯開催能力を疑問視する声を一掃しようとしている。新華社が報じた。
フランス通信社の報道によると、「ルサール・シティ」は、カタールの首都ドーハの北約15キロに位置する。現在、「ルサール・シティ」には多機能体育館がポツンと立っており、周囲は砂漠。今月15日から、そこでハンドボール世界選手権が開催されている。
面積38平方キロの「ルサール・シティ」が完成する予定の2019年までに、高級ホテル22軒や学校36校、湖、ゴルフ場2カ所、地下鉄、地下の配水管などが建設される計画。完成すれば、20万人の市民が暮らす街になる予定だ。同シティの真ん中には、約8万6千人収容のスタジアムが建設され、W杯が開催される計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年1月15日