2010年3月、貴州沿河県に住む肖志堅さんは山で芝刈りをしている際に、猟師がイノシシ狩りのために設けた罠にかかった黒葉猴(フランソワルトン)を発見した。サルの怪我はひどく、肖さんは黒葉猴を家につれ帰り薬草で治療し、半年以上世話をした後に山へ返した。4年後の2014年11月20日早朝、肖さんは家の前に黒葉猴6頭が座っているのを見つけ、その中から意外にも自分が治療したサルをも見つけた。肖さんはそのとき、「古い友人に会ったような感動を覚えた」という。黒葉猴は自分の家族を連れて「恩人」に会いに来たのだった。貴陽晩報が伝えた。
現在では、肖さんが山の中で「老黒!老黒!」と呼びかけると、すぐに黒葉猴10頭以上が寄ってきて、サツマイモをもらって食べたり、親しげに手を握ったりするという。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年1月13日