67.3%「経済的状況を聞かれると不快」
同調査では、見合い相手に聞かれて最も不快なのは、「自動車やマイホームを所有しているかなどの経済的状況」で、67.3%。以下、「独身である理由」(12.3%)、「家庭環境」(9.9%)、「収入」(9.1%)、「恋愛経験」(8.6%)、身長・体重(7.1%)と続いた。上記の全てを聞かれても気にしない回答者は、3.1%にとどまった。
上海社会科学院の文学補助研究員・陳亜亜氏は、「自動車やマイホームを所有しているかなどの経済的状況は、お見合いの前に、仲立ちの人を通して知っておくべき。相手に直接聞くのは無礼。物質的条件が気になるのだろうが、あまりに露骨であってはならない。なぜなら、結婚の基礎はやはり、『物質』ではなく、『愛情』なのだから」と指摘している。
はっきりした目標をもって「お見合い」に参加
「お見合い」方法で最も人気だったのは「食事」で回答者の38.1%が選択。そのほか、18.7%が「登山などのアウトドアスポーツ」、9.3%が「喫茶店などでお茶を飲む」、8.5%が「カラオケ」、7.4%が「公益活動に一緒に参加する」を選択した。
中国の婚活サイト「百合網」の首席結婚コンサルタント・周小鵬さんは、「特定のお見合い方法にこだわるのではなく、さまざまな活動に参加して、自分と合う恋人を探すのがいい。端的に言うと、はっきりした目標をもって、さまざまなお見合いに参加したほうがいい」とアドバイスしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月10日