国内外の専門家は全ゲノム関連解析(GWAS)によって、中国人の喉頭扁平上皮がん(LSCC)の発症率に影響する3つの感受性遺伝子の位置を特定した。この結果は世界的に権威ある学術誌「ネイチャー・ジェネティクス」の2014年10月号第10期に掲載された。新華網が伝えた。
GWASによる喉頭がんの研究はこれが世界初の例だ。今回の結果は喉頭がんのメカニズムの研究推進、喉頭がんの早期発見・診断、および分子標的治療に対して重要な価値を持つ。
この研究は人民解放軍総病院耳鼻咽喉科頭蓋外科の劉明波氏、王嘉陵氏、楊仕明氏のチーム、中国医学科学院腫瘍研究所院士の林東昕氏、呉晨氏のチーム、復旦大学腫瘍研究所の魏慶義氏のチームなど、国内外の10数部門・30人以上の専門家の協力によって進められた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年12月4日