APEC期間、交通規制の効果で車両の走行速度5割増

APEC期間中、ナンバープレート末尾の奇数・偶数による車両走行規制や公用車の走行規制などの措置が功を奏したと見られ、北京市の交通状況は全体的に良好だった。市内道路網のピーク時平均交通指数の下落幅は70％、平均速度の増加幅は50％に達した。市交通委員会担当者によると、ナンバープレート末尾の奇数・偶数による車両走行規制が交通状況に及ぼした実際的な効果については、今後詳しく分析する予定という。新京報が伝えた。

〇交通規制実施中、路線バスの定時運行率96％

APEC成功に向けた保障措置と同時に、市バス・タクシーの運行にも万全の体制

ナンバープレート末尾の奇数・偶数による車両走行規制が実施された期間、北京公共交通集団は、計175万2千本の路線バスを運行、累計延べ１億3400万の市民を輸送した。朝夕ピーク時の路線バスの定時運行率は96％に達した。また、北京地下鉄の17路線では、乗客量に応じ、臨時列車が運行された。APEC期間、タクシーの稼働率は81％に達した。