北京で3日午後、人民網が主催するイベント「人民網がAPEC2014の夜にフォーカス」が開催された。同イベントは「アジア太平洋の対話、協力とウィンウィン」をテーマとし、中国とアジア太平洋の各エコノミーおよびグローバル企業との交流の場を作り、開放的なアジア太平洋の経済構造を発展させるための提案を行うことを目的としている。経済各界を代表する来賓が出席し、発言・交流を通じて新たな構想や概念を提起した。人民網が伝えた。
▽王嵎生氏:APECの魂は「大家族の精神」
中国国際問題研究基金会戦略研究センター・王嵎生センター長(中国の前APEC高官)
中国国際問題研究基金戦略研究センターの王嵎生センター長は、「APEC首脳宣言の中で、APECが当該地域ないしは全世界に対して極めて重要な意義を持つことが明確に示されている。APECバンクーバー会議では、『APECは新たな時代における国際経済協力の新たな方式であり、普遍的な価値を持つ』とされた。全てのエコノミーが平等かつ自由意志に基づき参加している。つまり、APECには長男も次男も存在しないのだ」と語った。