中国市場では製品端末、ブランド、販売ルート、プロバイダー、アフターサービスが一体化したインターネット携帯電話販売モデルが盛んだ。このモデルがこのほど欧州市場に進出を開始した。華為技術有限公司によれば、同社のネット携帯ブランドの「栄耀」がこのほど欧州市場へ大規模な進出を開始し、代表的製品である「栄耀6」は14カ国での同時発売を予定しているという。「京華時報」が伝えた。
華為によると、同社は先月末にドイツ・ベルリンで栄耀ブランドを発表するとともに、「栄耀6」をドイツ、フランス、スペイン、イタリア、英国、オランダ、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、フィンランドの14カ国で同時発売することを明らかにした。国内市場でネット通販ルートが主流になっているのと同様、栄耀6の欧州市場における主要販売プラットフォームも、現地で最も影響力をもったネット通販サイトになるという。
華為の栄耀ブランドは、中国で初めて核心的なC2B(消費者・企業間取引)のインターネットモデルを通じて海外市場における市場開拓を大規模に行った国産ブランドだ。これまでに韓国やロシアなどの国・地域で発売されている。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年11月3日