習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席は)15日午前、北京で文芸活動座談会を招集し、重要談話を発表した。
習総書記は「文学芸術は時代の前進ラッパであり、最もその時代の姿を代表し、気風を先導することができる。奮闘目標『2つの百年』を実現し、中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現する。文学芸術従事者はこのような高みから文学芸術の地位と役割を認識し、自らの担う歴史的な使命と責任を認識し、人民中心の創作指向を堅持し、時代に恥じない優れた作品をより多く創作すべく努力し、中国精神を発揚し、中国の力を凝集する必要がある」と強調。
「文学芸術は市場経済の大潮の中で方向を見失ってはならず、さもなくば生命力を失う。低俗は通俗ではなく、欲望は希望を代表せず、単純な官能的な娯楽は精神的充足とイコールではない。文学芸術活動家は志を高く持ち、時代に伴い革新を行い、自らの芸術的個性によって革新を行う必要がある。良い作品とは、社会的有益性を最重要視すると同時に、社会的有益性と経済的有益性の統一された作品であるべきだ。文学芸術は市場の奴隷となってはならず、拝金主義に満ちてはならない。優れた文学芸術作品とは、思想上、芸術上成功すると同時に、市場においても歓迎されるものであるのが一番だ」と強調した。
習総書記はまた「優れた伝統文化は中華民族の精神的命脈であり、社会主義の核心的価値観を涵養する重要な源泉であり、われわれが世界文化の激動の中でしっかりと立つための強固な土台でもある。新たな時代条件と結びつけて、中華の優れた伝統文化を継承し、発揚する必要がある。社会主義文学芸術を繁栄・発展させるには、世界各国の人々が創造した優れた文学芸術を真剣に学び、参考にしなければならない。外国のものを中国に役立て、開拓・革新し続け、中国と西洋の両方を備え、多方面の知識を全面的に理解して初めて、わが国の文学芸術をより良く発展・繁栄させることができる」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年10月16日