△懸垂6回は難しい?
新基準では、男子学生の懸垂が必須項目となった。これまで、男子学生は懸垂、長座体前屈、ボール投げ、握力の中から1項目を選ぶことができた。
同変更に対して、多くの体育教師が懸念を示している。広東省仏山市のある中学校(中高一貫校)で体育を教えている鄧さんは、「マラソンや立ち幅跳びに比べると、男子生徒にとって懸垂は難度が高い。以前に測定をした時、ほとんどの男子生徒が1度に3回ほどしかできなかった。中には1回もできない生徒もいた。ひ弱で、腕や背中の力がないのが原因」としている。新基準では、6回以上が合格となっている。