▼タイの「中秋」では寿桃
タイ人は中秋節を「月に祈る日」と見ている。タイの8月15日夜には各家庭でサツマイモを使ってアーチを作り、老若男女が集まって月を観賞する。中秋節の食卓には生き生きとした中国の民間伝説の「八洞神仙」が祭られ、また「寿桃」や「月餅」などの美食も並べられる。タイの伝説によると、中秋の日に月に祈ると、八仙が寿桃を持って月宮の観音をお祝いに訪れ、菩薩たちが幸福をもたらしてくれるという。
タイは中国系住民の多い国なので、同国でも月餅が売られており、特にドリアンの餡の月餅は中国では見られないものだ。
「人民網日本語版」2014年9月4日