万達集団はこのほど、米国カリフォルニア州ロサンゼルス郡ビバリーヒルズ市ウィルシャー通り9900番のプロジェクト用地を落札し、今後12億ドル(1ドルは約102円)を投入して、総合的ランドマークプロジェクトの建設を進めることを明らかにした。同集団が1カ月半に参加した3回の入札では、総合的な強みによって北米やアジアの競争相手たちを押しのけ、落札に成功した。「経済日報」が伝えた。
同集団の責任者によると、ロスのプロジェクトは万達のハリウッド進出における重要な一歩だ。同集団はプロジェクト地点にロス事務所を設立し、今後は万達ニューヨーク事務所がビジネス投資業務を担当し、ロス事務所が文化投資業務を担当する。ロス事務所はハリウッドの映画産業資源を十分に活用して、中国語版ハリウッドと呼ばれる青島東方影都の運営や青島国際映画祭の開催を支援すると同時に、ハリウッドの映画会社に投資したり、ハリウッド発の世界向け映画作品に投資したりする計画だ。このほか同集団のロスプロジェクトは橋頭堡となって、中国映画産業のハリウッド進出を支援し、中国文化の海外進出を推進する役割も果たす予定だ。
同集団のロスプロジェクトはビバリーヒルズの高級住宅街という特等地で行われる。ロスで最も高級なホテルや豪邸が建ち並ぶエリアで、「ダイヤモンドエリア」などと呼ばれている。敷地面積は3万2千平方メートル、総建築面積は約11万平方メートル、うち地上部分が約8万平方メートル、地下部分が約3万平方メートルだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年8月11日