中国保険業監督管理委員会(保監会)が8日に発表した「中国保険業社会責任白書」によると、2013年の中国の保険料収入は1兆7200億元(約28兆1767億円)に達し、世界4位になったという。「人民日報」海外版が伝えた。
13年末現在、中国保険業の総資産は8兆3千億元(約135兆19694億円)に上り、保険会社4社が世界企業500社番付に入った。また保険業が提供した保障プランは30億件に迫り、保険金の支払額は累計で3兆元(約49兆1455億円)を超えた。同白書によると、中国の社会保障システムの運営効率の向上などにおいて、保険業は積極的な役割を果たしてきた。たとえば医療保障システムの構築では、13年末までに、保険会社11社が全国25省・自治区・直轄市の統括エリア144カ所で重度疾病を対象にした保険業務を展開し、都市部・農村部の3億6千万人をカバーしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月10日