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盧溝橋事件77周年 民間で高まる抗日兵士の支援

人民網日本語版 2014年07月10日09:08

 盧溝橋事件77周年を迎えるにあたって、人民網は、「関愛抗戦老兵(抗日戦争元兵士支援)公益基金」の協力・発展部の羅亜君部長(女性)を招き、同基金とボランティアによる抗日戦争の元兵士の支援活動について聞いた。「人民網」が伝えた。

▽抗日戦争の元兵士を基金設立で支援

司会者:「関愛抗戦老兵公益基金」の創立の時期と目的を聞かせてください。

羅亜君:本基金は2013年3月20日に創立されました。中華商会救助基金会に属する特別基金で、一般から寄付を募っています。

 基金創立の初志は、「元兵士を支え、英霊を慰め、歴史を記録する」ということに尽くされています。

 私達の前身となったのはウェブサイトの「関愛抗戦老兵網」でした。中国のインターネット上では、2006年かその前くらいから、抗日戦争の元兵士と抗日戦争の歴史に関心を寄せる人が増え始めました。「関愛抗戦老兵網」が2009年に設けられると、抗日戦争の元兵士を支えたいというボランティアが続々と集まりました。2010年から2011年にかけては雑誌「新週刊」の孫冕社長の参加により、姚晨や柯藍、陳坤などのスターをボランティアとして迎えることとなり、「老兵網」への関心と寄付はかつてない高まりを見せました。ウェブサイトはBBSが中心で公益事業の発展は制限されていたため、プロフェッショナルで正規な事業とすることとなり、特別の公益基金を設立し、抗日戦争の元兵士支援を事業として進めることとなりました。

 基金の主要業務はまず、ボランティアと一緒に、またはボランティアの力を借りて、抗日戦争の元兵士を全国から見つけることです。元兵士が見つかった後は、寄付を募る方法を考えて資金援助を行い、ボランティアとともに心の支えも提供します。第二に、海外に遺された遠征軍の遺骨を探し集める「忠魂帰国」という事業があります。第三に、抗日戦争の歴史研究も支援しています。海外に行って抗日戦争期の写真や映像の資料を探すほか、抗日戦争軍史の研究者を支援して書籍を出版したり、資料収集や元兵士の取材を助けたりしています。


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