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盧溝橋事件77周年 民間で高まる抗日兵士の支援 (4)

人民網日本語版 2014年07月10日09:08

▽日本や米国で抗日戦争の資料を収集

司会者:抗日戦争を経験した元兵士は次々と亡くなりつつあります。元兵士が持つ歴史の記憶は尊い歴史的資料です。これを守るために公益基金はどんな活動をなさっていますか。

羅亜君:歴史資料の保護は二つに分けることができます。一つは、抗日戦争の写真の海外での収集です。米国や日本などでこうした歴史的写真を収集し、より多くの人に抗日戦争の歴史を知ってもらうため、国内で展覧会を開いています。さきほど話に出た展覧会「国家記憶」は2011年に深センで始まり、雲南の騰沖、重慶、台北をめぐり、昨年は杭州でも行われました。

 このほか民間では現在、撮影や映像編集に長けたボランティアが、抗日戦争の元兵士の歴史を題材とした映像を制作しています。また元兵士に当時の事柄を口述してもらい、話としてまとめる活動もあります。元兵士を訪ねたボランティアが抗日戦争の経歴を書き留めるのも歴史の保存の一つです。今年も夏休みを前に、少なくとも4つの大学から連絡を受けました。学生が、抗日戦争の元兵士を撮影し、映像として残したいというのです。このような活動は積極的に支持し、協力しています。(編集MA)

 「人民網日本語版」2014年7月10日


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