清華大学が今年出した卒業記念Tシャツ
○「個性派」代表-清華大学:卒業記念Tシャツ
清華大学の朱さんによると、同校学生会と院生会は毎年、卒業シーズンに一連の「卒業記念Tシャツ」を出す。デザイン会社からデザインを募集、採択し、7-8種類のTシャツを作る。卒業生は気に入ったデザインのTシャツを購入する。
今年、朱さんにとって印象深かったデザインは、次の4種類だった。
1「清華大学運動場」
同校学部生は、身体訓練で1500メートル走と3千メートル走を行うことになっている。多くの学生にとって、運動場は思い出深い場所となる。
2「包子(中華まん)+箸」
2013年に取り壊しとなった食堂を記念して作られた。この食堂で最も有名だったのが「包子」だ。
3「清華講堂」
清華講堂は同校の「ランドマーク」だ。
4「従零開始(ゼロからのスタート)」
今年卒業する学部生は2010年に入学したため、「零字組(ゼログループ)」と呼ばれている。
朱さんは、「集まると燃える火になり、散ると満天の星になる。キャンパス内で同じデザインの記念Tシャツを着ている人と『かぶった』時の感覚は、とっても微妙。一枚のTシャツによって、互いの中に同じ波長を感じることができる」と話した。