上海市経済情報化委員会はこのほど、同市浦東新区人民政府と、同新区で次世代情報インフラの整備を共同で推進する枠組み協定に調印した。第4世代移動通信システム(4G)の完全カバーや家庭用ブロードバンドの速度60Mbps、公共の場所や重点エリアでのWi-Fi完全カバーなどを目指す。新民晩報が報じた。
同新区では、「光ファイバー+無線」を主とした全地域カバー型の都市インターネットシステムが、段階的に設置される。17年までに、同新区は、「ブロードバンド、遍在、融合、安全」を目標にした新世代情報インフラシステムを建設し、情報インフラのイノベーション、発展のスタイルを模索するほか、情報化総合サービスのレベルを全面的に向上させる。さらに、家庭用光ファイバーのユーザー普及率を70%以上に引き上げるほか、4Gの完全カバーを実現し、第3世代移動通信システム(3G)と4Gのユーザー普及率も80%以上に引き上げたい考えだ。また、公共の場所や重点エリアでのWi-Fi完全カバーを目指す。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年5月30日