2014年5月30日  
 

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国防部、「中国と周辺国の武力衝突の可能性が高まる」との見解について

【中日対訳】

人民網日本語版 2014年05月30日10:40
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 国防部(国防省)の耿雁生報道官は29日の定例記者会見で「中国といくつかの周辺国との間で偶発的な武力衝突の可能性が高まっているとの見解には、余り同意しない」と表明した。

 ――報道官はさきほど、中日の戦闘機が最短10メートルまで接近したことを紹介した。これは中日間で偶発的な武力衝突がいつでも起こりうるということか?最近では南中国海情勢に基づき、日本との間だけでなく、他の国々との間でも偶発的な武力衝突が起きる可能性が高まったとの指摘がある。次に、中米サイバー作業部会が活動を中止したことも紹介したが、サイバー作業部会だけで、中米間の他の活動は影響を受けていないのか?2014年のリムパックが間もなく行われるが、中国側は艦艇の参加を確定しているのか?参加する場合、兵力構成は?例えばどの編隊に加わり、どの国の指揮を受けるのか?

 最初の質問だが、中国といくつかの周辺国との間で偶発的な武力衝突の可能性が高まっているとの見解には、余り同意しない。善隣友好、互恵協力が中国と周辺国との関係の主流だ。中国側は近隣国と親しくし、近隣国をパートナーとする周辺外交政策、および「親、誠、恵、容」の周辺外交理念を遂行し、終始各分野で周辺国との交流・協力の強化に尽力している。現在、わが国とごく一部の周辺国との間に領有権や海洋権益をめぐるいくつかの争いがあるが、こうした問題はいずれも他国が引き起こしたものであり、中国側には責任がない。中国側は一貫して、平和的交渉を通じた紛争解決を主張し、かつ最大限の自制を保っている。

 2つ目の質問だが、米国の「起訴」の中米両軍関係への影響については、さきほどすでに回答した。合同軍事演習「リムパック2014」については、今のところ発表できるさらなる情報はない。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年5月30日

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