2014年2月13日  
 

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高級医療機器、中国製が増加中

 2014年02月10日13:13
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 長期に渡り、中国の医療機器産業の発展水準は低く、中・大型、中高級医療機器と植込み型医療機器は主に輸入に依存していた。高額な輸入製品による大きな経済的負担は、医療費の非合理的な増加、患者の「診察を受けるのが難しい、医療費が高い」といった問題を引き起こす重要な要因になっている。人民日報が伝えた。

 現在、この状況に改善が見られている。中国の科学技術企業と研究チームは、一連の医療機器の進展を続け、革新の成果が集中的に得られており、医療機器のグローバル企業を脅かしつつある。

 「脳のペースメーカー」は、主にパーキンソン病や癲癇などの機能性神経疾患、強迫症やうつ病などの精神疾患の治療に用いられる。中国の適応障害の患者は、1000万人以上に達する。先進的な植込み型医療機器である脳のペースメーカーは、技術的なハードルが高く、電子・ソフト・統合生産などの一連の技術が必要とされる。また長期的に体内に植え込まれるため、非常に高い信頼性が必要だ。世界では現在、米国の1社の製品が世界市場を独占している。

 10数年間に渡る科学研究により、清華大学は一連のコア技術とコア部品の難題を解決し、中国独自の技術システムを形成した。中国は脳のペースメーカーを開発・生産し、臨床応用できる世界で2番目の国になった。

 脳のペースメーカーの開発者、清華大学航天航空学院教授の李路明氏は、「2013年5月、清華大学が開発し、北京品馳医療設備有限公司が生産した脳のペースメーカーがCFDA(国家食品薬品監督管理局)の認証を取得し、中国初の植込み型神経調節機器になった」と説明した。

 李氏は、「同製品はすでに十数軒の病院に普及している。臨床治療の効果と定期的な訪問観察によると、各種指標は良好な数値を示している。製品の価格は輸入製品の約半額で、1人の患者の植え込み費用は20−30万元(約340万円―500万円)から約13万元(約221万円)に減少し、経済的負担を大幅に軽減した」と語った。

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