砕氷船「雪竜号」 ドック内補修工事を完了
中国で現在唯一、極地科学調査を専門的に実施している砕氷船「雪竜号」はこのほど、江南造船所で補修工事計画のドック内作業をすべて完了した。補修工事が全面終了するのは9月下旬となる見通しだ。光明日報が伝えた。
第29回南極科学調査を順調に完了すると、雪竜号は今年になり2回のドック内補修・改造を実施した。5月6日から7月8日にかけて、雪竜号はドック内で軸・スクリュー・舵の取り外し、船体の塗装、船体の防腐処理、海底ドアの整備、船底の科学調査設備の改造などを実施した。8月15日から23日にかけては、スクリューシャフト、スクリュー、舵用フィン、科学調査計器を含む設備の補修を完了し、これを再び取り付けた。船体表面の塗装は進水前に完了し、雪竜号が新しく生まれ変わった。次の段階において、雪竜号は港内で係船試験を実施する。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月29日