<動画>靖国神社を訪れたドイツ人が日本議員にした歴史観質問
今年、日本が無条件降伏した敗戦記念日、日本の一部閣僚が、A級戦犯が祭られている靖国神社を参拝し、また隣国の国民の不満や怒りを買った。国際社会からも日本は歴史を正視していないと批判され、過去の動画がネット上で再び注目されている。この動画はあるドイツ人観光客が日本の議員に歴史観に質問したことを記録している。中国中央テレビ局(CCTV)が伝えた。
8月15日、靖国神社境内で、ドイツ人観光客が日本の議員が参拝を終えた後の感想を質問して「もし、ドイツなら、このような行為は憲法違反で、逮捕されかねないが、どう思うか?」この一言で右翼の人々に囲まれ、観光客は何度か右翼の辛味から抜け出そうとするがうまくいかなかった。現場から離れようとした時、警察の職務質問と拘束される。動画の最後には、観光客が複数の警察に囲まれているところで終わる。
CCTVのドイツ駐在員によれば、このドイツ人観光客が言っていることは間違いなく、ドイツではナチスの罪状を公的に支持したり、否定したりする発言をすれば、極めて厳重な違法行為となるという。
ドイツ「刑法」第130条では、「ナチ支配のもとで行われた、刑法第220a条(民族殺戮)第1項に示された行為を、公共の平和を乱す(ような)形で、公然とまたは集会において容認し、または事実を否定したり、あるいは矮小化した者は、5年以下の自由刑または罰金刑に処せられる」とされている。
同じく第二次世界大戦の侵略国である日本は、立法手段で第二次大戦の罪状を反省することなく、日本の政府高官が靖国神社を参拝するという方法で、軍国主義を承認し、侵略の歴史を否定することは、隣国からきわめて大きな反感を引き起こしている。(編集EW)
「人民網日本語版」2013年8月22日