雪竜号 オーストラリアでの補給終え、南極へ出発
【中日対訳】 中国の科学調査船「雪竜号」は北京時間19日午後4時、オーストラリア・フリーマントル港で補給を終え、南極・中山基地に向けて出港した。新華社が伝えた。
雪竜号には衛星雲画像受信システムが設置されており、船の周囲(緯度・経度共に20度分の範囲)のリアルタイム気象情報を知ることができ、低気圧の移動速度などを把握するのに役立つ。雪竜号はこの情報に基づいて航行速度やコースを調整し、強い低気圧を回避することができる。偏西風帯を通り抜けると雪竜号は南緯57度から58度の氷区に入り、12月2日には中山基地付近で荷卸作業に取り掛かる予定。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月20日