中国移動 最大規模の4G体験活動を展開
中国移動(チャイナ・モバイル)は2月27日に広州・深センで、最大規模の4G体験活動をスタートした。2月上旬の杭州・温州の4G体験活動とは異なり、今回はマーケティングプランにサムスンのLTE対応携帯「GALAXY S3」を導入し、より商用レベルに近づいた。新京報が伝えた。
広州・深センでの実測調査によると、現在のTD-LTE最高ダウンロード速度は80Mbpsを上回り、3Gの約10倍に達した(容量が2GBの映画の場合、数分間でダウンロード可能)。広州は現在すでに3700カ所のTD−LTE基地局を設置しており、全国最多の都市となっている。深センもまた3100カ所のTD−LTE基地局を設置しており、市中心部のTD-LTE網の構築をほぼ完了した。
広州・深センの4G体験活動のマーケティングプランは、LTE対応の携帯電話を導入し、注目を集めている。
広州・深センにおいて、頭番号「188」から始まる指定電話番号を開通し、4699元の通話料金を事前にチャージし、388元の料金プラン(2年間)を契約したユーザーは、4Gスマートフォンの体験資格を獲得できる。携帯電話の機種は、TD-LTE対応のサムスン「GALAXY S3」だ。
体験資格を持つユーザーには、4G端末一台、USIMカード1枚が贈られ、毎月15GBの4Gパケット料金が3カ月間無料になる。3カ月の期間が過ぎた後は、広東移動が提供する4Gパケットプランを選択できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年2月28日