国家重大任務
・中国科学院は月探査機「嫦娥3号」の任務の地上応用システム、搭載設備のサブシステム、VLBI軌道測定サブシステムの開発および任務の遂行を担当し、嫦娥3号の初の月面無人探査を実現した。
・宇宙ステーション実験機「天宮1号」と有人宇宙船「神船10号」のドッキングでは、中国科学院は宇宙応用システムの開発任務を担当し、手動ドッキングのテレビ撮影設備、レーザーレーダー回転台、船内照明灯などの任務において重要な役割を果たした。
・10数年間の開発により、深紫外線固体レーザー源の設備の製造に成功し、中国は実用化・精密化された深紫外線全固体レーザー装置を製造できる世界初の国となった。
中国科学院はまた、科学技術で経済・社会の発展を支える力を積極的に発展させ、農業関連技術を集約化し、渤海穀物庫科学技術モデルプロジェクトに参加し、国家の食糧安全を保障した。農業のモノのインターネット技術が、新型農業経営体制および農業現代化の発展に対して、ハイテク技術のサポートを提供した。世界初のホルムアルデヒドからジメトキシメタン(DMM)を生成する、1万トン級の新型クリーンディーゼルオイル産業別試験装置を製造し、中国の石炭液化油業界の健全な発展をリードした。
中国科学院は自主革新能力の強化、エコ文明の建設、グリーンな循環型の低炭素発展などのテーマを巡り、重要な報告書と提案を26件提出し、国家のマクロ政策に科学面の根拠を提供した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月7日