上海浦東空港T1ターミナル駐機場で10日午後6時すぎ、危険な一幕があった。西安から到着した中国東方航空エアバスA320型機がボーディング・ブリッジに近づいた際、エンジンとブリッジが擦れたが、幸いにも損傷はなかった。初歩的調査の結果、事故原因は、空港側がブリッジ所定位置を一時的に変更していたため、とわかった。
ブリッジには探査器とセンサーが備えられている。機体が近すぎたり、位置がずれている場合、アラームが鳴ることになっている。しかし事故発生時、ブリッジ電源が切断状態だったため、センサーが機能しなかった。浦東空港では以前にも、5号ブリッジが所定位置の臨時変更により、旅客機到着時にエンジンとブリッジ底面の識別用照明灯が接触した。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年4月14日