阿里巴巴(アリババ)集団は16日、上場の準備をスタートしたことを明らかにした。米国で新規株式公開(IPO)するという。新浪微博は14日、株式発行による資金調達に関する文書を米国証券取引委員会に提出し、米国でIPOを行うことを明らかにした。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」の報道によると、中国のインターネット大手である両社は米国市場が活況を呈している今を選んでIPOを申請したという。人民日報が伝えた。
2011年以降、一部の企業の財務をめぐる虚偽やスキャンダル、投機機関の悪意ある動きなどの影響で、中国企業の米国上場は冷遇され、多くの中国企業が米国市場から徹底した。今回の両社のIPOが計画通りに行われれば、中国概念株の米国上場に新たな波が到来したことのシンボルになる。
ニューヨーク証券取引所のシニア副総裁のデビッド・エスリッジ氏は今年2月、北京で中国メディアに対して次のように述べた。今年の市場のムードは中国企業の上場にとって非常に有利なものであり、通年では15社から20社が米国上場を果たすとみられる。昨年の市場を全体としみると。特に科学技術企業が好調で、今年の中国上場企業では科学技術関係が主流になることが予想される。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年3月17日